赤ちゃん、潜在意識、ブレサリアリズム



潜在意識(本能)は人の一部である。物質世界を生み出し、組織体を生み出す。潜在意識、文字で説明するなら、大きなデータベース、そしていつも計画を実行している一つのグループだ。全ての組織体の反応、血圧、体温、味覚、唾液・ホルモンの分泌量、鼻の形、髪の色、消化、健康状態、睡眠の量、その他諸々、全てが潜在意識においての計画によって作られたデータの成り行きである。

潜在意識はコンピューターのようなものだ。あなたが実行したいプロブラムを実行できる、消したいデータも全部消せる、コンピューターをやめてしまうこともできる、もしくはあなたのやりたいことに沿ってかなりいい計画をたてることもできる。全てあなたが与える命令によるのだ。潜在意識は決して考えない、ただ動くのみだ。それがセルフヒーリングであれ死であれ構うことはない。潜在意識はただそれをするのだ。それに対してはこう動くとプログラムされた通りに。
だから、毒を飲んで平気な人もいれば、何年飲み食いせずに平気な人、何時間も死ぬほど冷たい水につかっていても平気な人、その他諸々のひとがいる訳だ。

潜在意識はいつもプログラムされていて、新しいデータも届けられている。このプロセスは受精時に始まる。知性と、いわゆる社会的通念(外界の影響)が新しいプログラムを作り、もとから存在するデータを修正または削除する。つまり、人がこの世界にやってくる(生まれる)時、その人の潜在意識はすでにプログラムされている;もしそうでなかったら人生で起こってくる問題に対処できないだろう。

人と「食べ物」の関係に関しても一つのプログラムとデータがデザインされる。そのプログラムとデータは子宮の中で過ごす間に織り込まれる。このプログラミングは人の知性が行ったものではなく、社会通念:彼女/彼の母、親戚、彼女/彼が会った人々たちがそうしたものだ。地球では普通、食べるようになっているので、赤ちゃんがブレサリアンになることは期待できない。なぜなら彼女/彼の潜在意識がブレサリアンを支持する正しいプログラム、データを持っていないからだ。しかし、もし人間の体が、他のブレサリアン(近くにいる人の影響は大きい)の中で生活するブレサリアンの母親の子宮で育まれるとしたら、その赤ちゃんはきっとブレサリアンとなって生まれてくるはずだ。なぜかといえば、食べるというプログラム、データが、その赤ちゃんの潜在意識の中に入っていないからだ。
地球には母乳を飲む赤ちゃん、飲まない赤ちゃんがいる。もちろん、飲まない赤ちゃんにはめったにお目にかかれない、よって一般大衆にも知れわたる事チャンスはめったにないといえる。

さて、以上のことから分かる事だが、ブレサリアン、またライタリアンになるためには、あなたの潜在意識にあるプログラムを変える必要がある。そのプログラムが食べ物とあなたとの関係を決めている。もうあなたが子宮の中にいない以上、知性を使って再プログラムする、その方法はまた別のところで。